三日ちょい居たはずなのに、あっという間で…でもまぁ親父と弟と話せたし、ほとんど初めてに近い(物心着いてない時に会ってるらしい笑)身近な親戚と会えてよかったわ。
年寄りばかり、ほとんどが入植者の二代目で厳しい時代を生き抜けた人達と話せてよかった。
うちら兄弟は明るくてさっぱりしていいと親戚には好評で、色々と肩身のせまい親父は褒めてもらって嬉しかったらしい。
叔母さんの目が少し痛かったけど(家族葬だから人数少ないのに本家だの分家だの細々うるさかった)、私は私なりに悲しかったから思い残しや悔いの無いようにおくりたかったんだ。賑やかに楽しく過ごして、みんな笑顔でおくったほうが、気遣い屋のばーちゃんにはよかったんじゃないかと思ったんだ。
…でもやっぱり直接触れた時の体温と質感の矛盾や焼く前のお別れは、一度不安定になった自分自身を納得させる障害になってしまって。
覚悟と理解はやっぱり違うものだね。

…ちなみに。
ばーちゃんの遺影は何故か30代の物で、シワが足りない。
じーちゃんが亡くなったらバランス崩れるってみんなで文句言ったら、20代の出征写真使うと決定(笑)
そしてそのじーちゃんは老衰と戦っている。喋りたいけどもう喋られなくて、でも腕やおでこやほっぺ触ると強張った動かない顔でニヤッて笑うんだ…
じーちゃんは二人とも健在。
まだ二人を連れて行かないで。